「コンタクトが怖い」を克服!正しい知識と対処法

コンタクトレンズの基礎知識

「コンタクトに興味はあるけど、怖くて使えない…」と、なかなか購入に踏み切れない人は少なくありません。でも、この恐怖心はコンタクトのことをよく理解すれば克服できることがほとんどなんです。

そこで今回は、コンタクトが怖いと感じてしまう理由と対処法をお伝えしていきます。

正しい知識を身につけて怖さがなくなれば、きっとコンタクトに挑戦できるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.コンタクトへの恐怖心は正しい知識で克服できる

「コンタクトを使ってみたいけど、怖くて勇気がでない…」という方は多いのではないでしょうか?

わからないものを使用するのは、誰にとっても不安なこと。でもコンタクトは多くの人が使っていることでもわかるように決して怖いものではありません。

怖い理由が払しょくできる正しい知識さえ身につければ大丈夫。まずはコンタクトをよく理解することが大切です。

2.【怖い理由①】コンタクトがわからなくて怖い!

コンタクト初心者に多いのが「なんだかわからないけど怖い!」という声。コンタクトをつけたことがないと、「目に入れるのが痛そう」「目の裏側にコンタクトが入ってしまうのでは?」という不安を持ちがちです。

つけ心地には個人差がありますが、コンタクトレンズは目への負担が少ないようにごく薄く、柔らかく作られています。特にソフトレンズは親水性が高く、涙に馴染みやすくなる工夫がされているので痛みやゴロゴロ感が心配な人におすすめです。

さらに目の構造上、コンタクトレンズが裏側に入り込んでしまうことはありません。「まだ外していないのに、目の中に見つからない…」というときは、まぶたの裏にずれていたり、気づかないうちに外れているケースがほとんどです。

目の中に見当たらないときは自分で無理に探すと目を傷つけてしまうので、眼科を受診するのが良いでしょう。

3.【怖い理由②】目の病気が怖い!

コンタクトを使って目の病気になったと聞くと怖くなりますよね。たしかにコンタクトレンズの装用で角膜の傷や炎症、結膜炎などを引き起こすケースはありますが、この多くは正しい使い方や衛生上のルールを守っていないことが原因です。

粗悪なコンタクトを使用したり、使用期限を超えたレンズを使い続けたり、基本のお手入れを行わなければ、当然眼病リスクは上がります。

しかし本来はきちんと安全設計がされているものなので、日本の安全基準を満たしたレンズを選んで正しく使えば、過剰に心配しなくても大丈夫です。

4.【怖い理由③】コンタクトをつけるのが怖い!

コンタクトはレンズをつける瞬間に恐怖を感じる方が一番多いのではないでしょうか?これは、正しいコンタクトのつけ方を理解することと眼科での練習で克服できるはずです。

コンタクトをつけるのが怖く感じる理由

触れるほど指を近づけて目にモノを入れる行為を怖く感じるのはごく普通のこと。怖くて目をつぶってしまう方も少なくありません。

最初から問題なくつけられる人は少ないので、眼科でも初めての方はコンタクトをつけるための練習時間がたっぷり設けられています。スタッフから正しいつけ方の指導も受けられるので安心してトライしてみましょう。

コンタクトの正しいつけ方

  1. まずは手を清潔にして鏡の前で、レンズを利き手の人差し指にのせます。このとき横からレンズを見てきれいなお椀型になっていると裏表が正しい状態です。フチが反り返っている場合は裏返しなので直しましょう。
  2. 利き手の中指で下まぶたをさげて、もう一方の手の指で上まぶたを持ちあげます。しっかり黒目が見えるように、まつ毛の生え際あたりを押さえるのがポイントです。
  3. ゆっくりとレンズをのせた人差し指を黒目に近づけます。そのまま、黒目にレンズが触れるまで指をくっつけて、そっと指を離しましょう。軽く瞬きをするとレンズが馴染んでいきます。
  4. 反対の目も同じ手順でレンズをつけましょう。
    近づく指が怖い場合は、鏡に映っている目を見るようにしてつけると失敗しにくくなります。

5.【怖い理由④】コンタクトを外すのが怖い!

コンタクトに慣れていないと外すのも痛そうで怖くなりますよね。正しいやり方を知れば、痛みなく簡単に外せるので安心してください。

コンタクトを外すのが怖く感じる理由

「目に入れたレンズが取れなくなってしまうのではないか」「外すときに目を傷つけてしまいそう…」と、外すときの怖さでコンタクトを避ける人もいるでしょう。

実際はコンタクトの正しい外し方を理解していれば安全に簡単に外せますが、慌てて外そうとすると目が傷つく場合もあるので、落ち着いて正しい手順を踏みましょう。爪を短く切っておくのも大切です。

コンタクトの正しい外し方

  1. 手を清潔にしてから、利き手の中指で下まぶたをさげて、もう一方の手で上まぶたをあげます。
  2. 利き手のひとさし指でレンズを黒目より下に少しずらして、レンズの下半分が白目にのるようにします。このとき動きにくいようであれば、何度かゆっくり瞬きをしたり、レンズ上に使える目薬をさして潤いを与えましょう。
  3. 親指と人差し指の腹部分でレンズをゆっくりつまんで外します。このとき爪で目やレンズを傷つけないように気をつけましょう。

6.まとめ

「コンタクトデビューするのが怖い」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、この恐怖心は、コンタクトレンズの正しい知識を身につければ克服できることがほとんどです。

コンタクトレンズが裏に回ることは目の構造上ありえませんし、眼病はルールを守って正しく使えば予防できます。また、つけ外しへの恐怖心も正しいレンズのつけ方・外し方を学んで、しっかり練習をすれば自然となくなっていきます。

正しい使い方もつけ外しの練習も眼科で丁寧に教えてくれます。興味がある方はぜひコンタクトレンズに挑戦してみて下さい。

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