初めてのコンタクトレンズの作り方！購入の流れと基礎知識

コンタクトレンズの作り方

2023.05.302023.10.02

コンタクトレンズは視力矯正のために多くの人々に利用されています。
「メガネより自然な見え方を手に入れたい」「イメチェンしたい」などの理由で、コンタクトの利用を検討している方もいるでしょう。

初めてコンタクトレンズを作る場合は、どこに行けばいいのでしょうか？どれくらい費用がかかるのでしょうか？

今回は、初めてのコンタクトレンズの作り方を徹底解説！購入の流れや合わせて知っておきたい基礎知識について詳しく説明します。

１．コンタクトレンズを作るには必ず眼科受診をすること！

コンタクトレンズは、高度管理医療機器に指定されています。
正しい使い方を守らないと、合併症や失明など人体へのリスクが高いものといわれています。

また、適切に視力矯正を行い、正しい装用方法を教えてもらうために眼科の受診が必要です。
眼科では、視力検査や眼球の健康状態を確認するための検査が行われます。

目の健康や安全を考えて、自分自身でコンタクトレンズを選ぶことは避け、専門家の指導を仰ぎましょう。

コンタクトレンズを購入する基本的な流れは、次のとおりです。

初めてコンタクトレンズを作るときは、手順踏んで買うことが大切です。
それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。

まず、近くの眼科に予約を入れて受診しましょう。
コンタクトの処方を行っていない眼科もあるので、事前にホームページで調べたり、電話で問い合わせたりすると安心です。

眼科を受診すると、視力検査や眼圧測定、角膜の形状などの検査を受けられます。
また、医師による診察を受け、目に傷がついていないか、アレルギー症状がないかなどを確認してもらいます。

初めてコンタクトレンズを処方してもらう時は検査や装用の練習に時間がかかるため、2時間前後みておきましょう。

検査や医師による診察の結果、コンタクトの装用に問題がないと判断された場合、医師と相談しながらコンタクトレンズを選びます。

試してみたいコンタクトレンズや理想的な費用感、使用頻度、使用シーンなど、自分の希望は遠慮なく医師に伝えましょう。

コンタクトレンズが決まれば実際に装用し、つけ心地や見え方を確認して最終調整を行う段階です。付け方・外し方を教えてもらい、何度か装用練習を行い、できるようになれば処方箋を受け取ります。

最後に、処方箋のデータをもとにコンタクトレンズを購入します。コンタクトレンズは次の場所で購入可能です。

眼科で購入すると、処方箋の受け取りから購入まで1カ所で完結できるのでとてもスムーズ。
初めての方には安心です。ただし、人件費や原価などの関係で、最も費用相場が高い傾向があります。

コンタクトレンズ販売店やドラッグストア、雑貨店などの実店舗で購入する方法もあります。眼科より取扱商品の種類が多い場合がほとんどで、クーポンや特典が用意されていることもあります。

処方箋のレンズデータをもとに、インターネットでコンタクトを購入することもできます。
取扱商品の種類が多く、人件費がかからないため割安です。ただし、度数やベースカーブ（BC）を間違えて入力すると目のトラブルにつながる恐れがあるため、慎重に購入しましょう。

初めてコンタクトレンズを作るときは、わからないことだらけで不安なことも多いですよね。

ここでは、コンタクトレンズを作る上で知っておくと便利な基礎知識として、コンタクトレンズの種類と、購入までにかかる費用感についてご説明します。

コンタクトレンズには、ソフトレンズとハードレンズの2つの種類があります。

初めてコンタクトレンズを作る方におすすめなのがソフトコンタクトレンズです。
柔らかい素材でできているため装用感が良く、装着もしやすいでしょう。また、レンズが目の上でずれにくいので、スポーツなど激しく動くシーンでも活用しやすいです。

ソフトコンタクトレンズには、1日使い捨ての1dayタイプ、毎日ケアしながら使う2week、1monthなどの定期交換タイプに分けられます。使い捨てタイプは少々割高ですが、使用頻度が少ない方、衛生面に気をつけたい方におすすめです。

乱視や近視が強い方におすすめなのがハードコンタクトレンズです。
固い素材でできているので装用感に慣れるまで時間がかかりますが、高い矯正力を期待できます。また、直径サイズが小さく酸素をよく通すメリットがありますが、目の上でずれやすいことが難点です。

初めてコンタクトレンズを作るときにかかる費用の相場は、5,000円前後です。

使用後にケアしながら使う2week、1monthなどの定期交換タイプの場合、眼科の受診料、コンタクトレンズ代の他にケア用品代もかかることを覚えておきましょう。

初めてのコンタクトレンズの作り方は、次の3ステップです。
①眼科を受診する
②コンタクトレンズを選ぶ
③コンタクトレンズを購入する

コンタクトレンズは、高度管理医療機器に指定されています。
必ず眼科を受診して、検査を受けて自分の目に合ったコンタクトレンズを作るようにしましょう。